スープボールとブイヨンカップはいただき方が違う

私たち日本人はスープは飲むものと考えがちですが、西洋料理ではスープはあくまでも食べるものという考え方に立っています。

ソースと並んでシェフの腕がもっとも試されるのがスープです。

どうかじっくり味わって召し上がっていただきたいと思います。

スープはスープボールかブイヨンカップのどちらかでだされます。

スープボールは口の広い浅めの器で、みなさんもよくご存じでしょう。

ブイヨンカップはコンソメスープの時によく使われるもので、両側に取っ手がついています。

これには手の平におさまるくらいの小さめのスプーンが添えられます。

しかし、このスプーンを使うのは最初の一口と中の浮き実をいただく時だけです。

というのも、スープは熱い内にだされますから、いきなり口をつけては舌をやけどすることがあります。

それを避けるためにまずスプーンで一口いただき、大丈夫かどうかを確かめるのです。

また浮き実をいただく時に使うのは、浮き実をスープごと口に入れては唇の上に浮き実が付く恐れがあるからです。

このあとは取っ手を持って、器を口に運んでいただきます。

利き手で取っ手の片方をしっかりつかみ、もう片方の手は反対の取っ手の下側に添えます。

ここなら手が熱くならずにすみます。

一方、スープボールの場合は大きめのどつしりとしたスプーンが付きますから、それを使って最後までいただきます。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)