ウメの樹型の特徴

日本中にある落葉高木で、花木としての歴史はきわめて古く、各地に自生品らしい群落が散見されるので、中国より渡来したという説と自生説とがあり、正否の判断がつきかねるほど生活の中に根を下ろした庭木である。

樹齢も長く、若木のうちから徒長枝を出して形が乱れやすいので、老成した木は曲がりくねり、太い枝の樹皮はざらざらとして裂けめができてくる。

はなはだしいのは幹が空どうになって外部だけ生き残っているものもあり、ウメノキゴケが着生して雅致のある樹膚になるので、和ふうの庭園向きの花木である。

樹型の特徴
ウメの品種は非常に多く、約150種ほど栽培されているといわれる。

ウメは花ばかりでなく、枝振りのおもしろさも観賞の対象になるので、花の咲き方や色、開花期のほかに枝の出方などの特徴をつかんでおかないと品種の特性を生かした整姿・剪定はできない。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)