結納の合理化 その2~三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

考えてみると、〈半がえし〉をするくらいなら、はじめから、半額だけの結納ですませたほうがよいともいえますし、いずれは、家計を共にする仲なのですから、〈半がえし〉をするまでもなく、結婚のときに、それだけの金を持っていったほうがよいともいえます。

このような〈結納の合理化〉は、双方の合意を得られさえしたら、おおいにすすめてよいことだといえましょう。

ただし、これはあくまで双方が仲人を介して、あるいは直接に話しあって、合意に達したうえで、実行すべきことで、相手がどうしても従来のしきたりどおりにおこないたいと主張するときは、やはり、進歩的な考えを持ったもののほうから折れてゆく雅量を失わないようにしたいものです。

なお、結納品をやめて、結納金だけを贈る場合の祝儀袋は、〈包金〉の名で、デパートの婚礼用品売り場などで売っております。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)